今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 宮道亮輔 自治医科大学 救急医学・メディカルシミュレーションセンター

監修: 箕輪良行 みさと健和病院 救急総合診療研修顧問

著者校正済:2024/05/15
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本中毒学会(監修):新版 急性中毒標準診療ガイド. へるす出版. 2023年.
  1. Haddad and Winchester’s Clinical Management of Poisoning and Drug Overdose. 4th edition, Saunders, 2007.
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 『新版 急性中毒標準診療ガイド』の発行に伴いレビューを行い下記の内容を改訂した。
  1. 推奨の中にトキシドロームの記載を入れた。
  1. 活性炭投与や胃洗浄から「1時間以内」の記載を削除した。
  1. 尿のアルカリ化についての記載を追加した。
  1. また、日本中毒情報センター(JPIC)への問い合わせ先と、意識障害を伴うが症状が安定している急性中毒患者への気管挿管の回避に関する記載も追加した。

概要・推奨   

  1. 中毒診療の原則は、①医療者の安全確保(避難と除染の判断)、②Primary Survey(気道・呼吸・循環・意識状態、体温の評価と安定化:血液検査とXp、エコーなどの検査)、③Secondary Survey(状況確認やトキシドロームによる原因物質の推定)、④症状治療(吸収阻害、排泄促進、解毒・拮抗薬の投与)、⑤メンタルヘルス(再発防止)への対応である(推奨度1)
  1. 意識障害患者へのcomaカクテル(糖液、サイアミン、ナロキソン、フルマゼニル)投与については、ブドウ糖とサイアミンは経験的投与がお勧めとのことだが、やはりブドウ糖は簡易血糖測定後に投与し、サイアミンはアルコール依存や慢性低栄養状態の患者に投与するのがよいだろう。ナロキソンは麻薬中毒症状のある人のみ、フルマゼニルも治療的鎮静の回復時のみに使用するのがよさそうである(推奨度2)
  1. 病歴や内服歴を本人から聞くのが基本だが、本人から得る情報は信用できないという調査もある。本人からの情報ももちろん重要であるが、家族や友人、救急隊からの情報を得ることが推奨される(推奨度2)
アカウントをお持ちの方はログイン
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となりま
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
宮道亮輔 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:箕輪良行 : 特に申告事項無し[2023年]

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから